Vtuberとかいう深い深い沼に堕ちた話
はじめに
初投稿となりますだいちと申します。技術のない情報系大学生してます。ブログ開設にあたり自己紹介がてら僕の趣味であり生きがいと化しているVtuberの話でも書こうと思います。なんか自己紹介の割には濃い内容になりすぎてる気がするのでざっくり読んでいただければ幸いです。
そもそもVtuberとは
皆様はVtuberというものをご存知でしょうか?正式にはバーチャルユーチューバー(Virtual YouTuber)と呼ばれる存在でして最近はVTuber(ブイチューバ―)、Vの者などなど呼び方が多様化してきています。定義としては実は曖昧でして、「2Dないしは3Dの動くアバターキャラクターを用いた動画配信者、ないしは動画投稿者」といったところでしょうか、YouTuberと名が付いてる割にプラットフォームも決まっていないし、ロールプレイ、つまりキャラクターになりきるかどうかなども決まりきっていません。(これが原因でトラブルが起きたりもする)
元々顔出しをしない配信者ないし投稿者がキャラクターを用いるケースというのは多々存在したのですが、バーチャルユーチューバーという言葉が生まれた瞬間、つまりコンテンツとしてのVtuberが誕生したのは2016年12月1日、キズナアイ(以下各敬称略)が投稿した動画が起源と言われています。つまりまだギリギリ三周年を迎えてないくらいの若いコンテンツなんですよね。
でまぁいろいろあって2017年の冬頃、このコンテンツがビッグバン並みにバズり、100人増え1000人増え、今では1万人近くいる認知度もかなり高い巨大コンテンツへと育ちました。この辺は僕より詳しい人がいくらでもいるので詳しい話は割愛しますググってください。
ぼくとVtuberの出会い
そんなVtuberと出会ったのは2017年の冬頃、Vtuberがバズり始めたころですね。高3の冬、センター試験を控えた大事な時期だったんですが、まぁあの家庭環境がいろいろとアレでアレだったので…深夜~早朝帯、一番勉強に身を入れやすい時間に騒音被害に悩まされていたのでぼくは何らかのBGMを必要としていました。ただ音楽だと歌うことが好きなせいで歌ってしまい集中力に繋がらなかったので、必然的にYouTubeのゲーム実況動画、とりわけ画面が必要なく、そこまで集中しなくていい、かつ時間の長い物を見る(再生する)ようになりました。としていると時々関連動画欄にVtuberの動画が表示されるようになっていました。当時のぼくのリアクションとしては『Vtuber?あぁキズナアイとかその辺ね、はいはい』くらいのものでほとんど気にしてなかったですね。そういった日々を過ごしていたんですが、受験勉強というやつは無限に長く続くのに対し、残念ながら好きな実況者の動画は無限には存在しません、すぐに底を尽きました。そのとき開いてしまったパンドラの箱が今は無き「バーチャルユーチューバーよくばりセット」なる切り抜きまとめ動画(のYouTube転載)です。古参の方々にはででっででっでれれれれっというSEがなじみ深い方が多いかと思います。これが僕とVtuberの出会いでした。
これがまぁ無限に見れてしまうんですよね…切り抜きだけで一本30分あるんですもの……ってわけでそれからというもの勉強用BGMに実況動画に混ざりこのまとめ動画、およびその中で好きなVtuberの配信とかアーカイブを見るようになりました。たしかこれが12月とかだと思うので五人そろって四天王!とか言ってた頃ですね。記憶が正しければときのそら、電脳少女シロ、カフェ野ゾンビ子とかよく見てました。
Vtuberにハマったきっかけ
で、センター試験が終わりまして落ち着きました2月、ぼくは燃え尽きてました() そもそも努力ということが苦手なダメ人間にとってセンター7割取れただけでも大きな成果でそっから2ヶ月で二次試験をどうにかするとかいうビジョンが一切見えませんでした。しかも未来大後期A判定出てたんで完全に前期の第一志望は記念受験モードに入ってました。今思うとホンマゴミやなこいつ人生やり直したほうがええんちゃうとは思うんですが。となると日課であったYouTube巡りだけが肥大化しまして、画面も見るようになり、実質無職のニート状態なので時間は無限にあったのでめちゃめちゃ動画を漁るようになりました。このころはまだTRPGリプレイ動画:ゲーム実況:Vtuber=5:3:2くらいです。まぁ一応受験生の体裁は保ってた(保ってたとは言っていない)ので赤本眺めたり過去問眺めたりはしてたんでそれでもまだ廃人ではなかったんですよ。
そして某大学の受験前日、札幌で宿泊してたんですがこの日も例に漏れずVtuberのまとめ見たりなんならTRPGの身内卓の見学したりしてました。完全に受かる気ゼロですね。で、たしかこの日に渋谷ハジメの壺切り抜き動画(これ→ゴール目前で自ら下山を選ぶ男 - ニコニコ動画)で「にじさんじ」という存在にまともに興味を持ってしまいます。人生終了のお知らせです。それからというもの特に渋谷ハジメ、静凛の深夜長時間配信を中心としてにじさんじのバーチャルライバーの配信、および配信アーカイブを見るようになり、大学に入るころにはなぜかモイラ様にガチ恋してました。これが僕が沼に堕ちたきっかけと経緯です。
ハマってからの生活
まぁ無事こうしてVtuberに脳を焼かれ始めたわけなんですが、大学入ってすぐくらいはVtuber箱推しを名乗れるくらいの規模かつ見てる量だったんですが…段々生活のために時間も無くなり、規模もどんどん大きくなり、言えてにじさんじ箱推し程度になってしまいました。それでも心身ともに余裕のある時はYouTubeの1日の視聴時間が40時間くらいになるようになりました。最近はそんなに余裕ないのと2窓ができてないので13時間くらいしか見てないですね。
まぁそんな生活してると他の趣味、特に映像作品は触れられなくてですね、アニメとか特撮作品を全然追えなくなってしまいました。割と痛いですね。
Vtuberのここがいい!
Vtuberのいいところをだいぶざっくりまとめて絞って箇条書きで紹介しておきます。
・配信者×表情
Vtuberさんって3DモデルないしはLive2Dモデルを使って姿を投影してるんですが、特に有名になるほどガワがいい人になればなるほどではあるんですが結構表情豊かに表現できるんですよね。これによって何が変わるかっていうと今まで顔出しNGだった配信者さんが実質顔出しできるんですよ。画面の寂しさだったり伝わりにくかった部分を改善できたっていうのは大きいポイントだと思ってます。
・性癖サラダボウル
今1万人弱、人間から人外から無機物までなんでもござれなんですよ。探したら一人くらいあなたの性癖に合う方見つかります。
・コミュニケーションが取れる
これ個人的にはめっちゃ大きくて昔から配信者を見てる方はわかると思うんですがコメント拾ってもらったり参加型で参加したり一方的じゃないのはかなり楽しいです。
・絡みがいい
Vtuber同士の絡みが結構盛んでかなり尊いんですよね、めっちゃよいです。関係性オタクにはありがたいお話です。新しいネットミームとしててぇてぇという言葉が生まれたのも多分Vtuberからです。
・長時間配信が多い
デメリットでもあるんですけど長時間配信が多いので垂れ流して長い時間を潰せます。時々24時間連続でやってるヤベー奴らもいます。
・切り抜きが多い
前述のようにまとめ動画からバズった文化だからか他のコンテンツよりもかなり配信切り抜きが多いです。おかげでかなり追いやすいですし、長時間配信のデメリットも消せてます。有能ニキネキ達には感謝してもしきれません。
推し紹介
実質本題です。よければチャンネル登録だけでもしていってください。あと一回だけでも見てほしいです。あとこれでも絞ったので許してください。
ー株式会社いちから「にじさんじ」所属
・モイラ
にじさんじ1期生出身の女神。最推しです。何が魅力って言われると言葉にならないのでとりあえずチャンネル登録とTwitterのフォローして来てください。その上でぼくに直接聞いていただければと思います。
・伏見(ふしみ)ガク
にじさんじ二期生出身の大学生で光の化身みたいな性格してます。配信の特徴はなんといっても毎週月・金の朝6:45から朝ご飯を一緒に食べる配信「あさおはガク」。これマジで全人類見たほうがいいです。健康になれます。一人暮らしの寂しさがぶっ飛びます。食に感謝できるようになります。多分ガンにも効きます。
・叶(かなえ)
にじさんじゲーマーズ出身の配信モンスター。多分配信時間は全Vtuberで見てもトップクラスで毎日配信の平均で体感6時間くらいやってます。突然企画でもないのに24時間配信し始めたりもします。バケモノ(誉め言葉)です。ただダラダラ長くやってるだけでなく、そのゲームセンス(特にFPS)は常人離れしたものがあり見ていて飽きません。また他のVtuberまたはプロゲーマーとのコラボも多く、いろんな人を知れるのも魅力のひとつです。叶くんの周りとの絡みマジで全部好き。
・シスター・クレア
にじさんじSEEDs出身、清楚の具現化。見てるだけで癒されます。アイドルが好きだったりで美しいだけでなく結構カワイイよりの中身なのも最高です。あと歌がとてもきれいです。最近は「シスター・クレアのクレア・ラ・モード」という十分程度の動画を毎日プレミア公開で投稿しています。
・遠北千南(あちきたちなみ)
にじさんじSEEDs二期生出身のJCで、なんかモノマネ芸人のイメージが定着してしまっています。というのも突然朝に当時のにじさんじライバー全員、64人のモノマネとかしだすんですよ、しかもかなりクオリティ高めの。結構噛めば噛むほど良さが出る人だと思うので見てあげてください。あちきたバズれ……
2020年1月9日追記
去年12月30日に今年3月末で引退することを発表しました。正直知ってたけどつらい物がありますね…彼女のことを忘れずに、彼女が望むようにまだまだただのオタクとして長生きしていこうと思います。
・戌亥(いぬい)とこ
魔界のケルベロスです。歌唱力おばけです。いぬいどんどんすきになる。魅力だらけなんですが言葉で表すなら聞いてて心地よい声と喋り方と塩対応とお歌です。とりあえずRE:I AM聞いてきてください。あと同期三人のさんばかの絡みが最高ですてぇてぇ。
・レヴィ・エリファ
魔物と人間のハーフで亜人です。バーチャル三歳児です。歌唱力モンスターです。いやマジで歌聞いてきてください最高です。歌ってみたも歌配信もかなり多いので沢山聞けます。普段の配信も結構長めにゲームやってたり深夜にやってたりするのでかなりおススメの子です。
・健屋花那(すこやかな)
なんとまぁつい先日の9/19にデビューした新人ライバーさんです。が既に登録者10万人です。この時点で約束された沼。嘔吐フェチの古の女オタクさんです。すこやのまず驚くべきは概要欄の配慮。概要欄読むだけで人のよさが分かるのすごいです。あとガチで為になる医療知識の動画とかも投稿してたり、何をやらせてもある程度できてしまうスペックの高さ、かなりの頭の良さなど魅力満点です。
ーCOVER株式会社「ホロライブ」所属
・ロボ子さん
ポンコツ超高性能ロボット、恥を忍んで言いますととても性癖です、はい。ロボ子さんは結構いろんなことをしてるイメージが強くて3Dを活かした企画だったり雑談だったり、ゲーマー気質を活かしたゲーム配信だったり、ポンコツ高性能を活かした勉強系企画だったり、優しく落ち着きのある声を活かした歌だったりASMRだったりと幅広い印象です。
・百鬼(なきり)あやめ
ホロライブの鬼さんです。かわ余。彼女の魅力は何といっても特徴的な癖になる声、歌も雑談も必見です。配信スタイルはゲームを中心に歌ったり雑談したりって感じです。
・白上(しらかみ)フブキ
ホロライブゲーマーズ一期生の猫狐です、こんこんきーつねっ。彼女もかなり活動が手広くてですね、雑談したり突然リコーダー吹き出したり歌ったり踊ったりASMRしたり突然深夜に懐かしのニコニコ替え歌を歌い出したり限界オタクしたりします。本業のゲームも限界オタクしたりマイクラRTA走りだしたりガチャ爆死したりその他幅広いジャンルでなんでもござれで凄く個性的です。
・猫又(ねこまた)おかゆ
ホロライブゲーマーズ二期生のおにぎり屋さんの猫さんです。落ち着いた低めの声から繰り出される適当で自由奔放なトークとカッコよさと美しさを兼ね備えた歌が好きです。ゲーム配信もかなり広めに新旧織り交ぜたラインナップでやってるのでとても良いです。
ーその他
・皆守(みなもり)ひいろ
株式会社ZIZAI「ENTUM」所属のヒーロー見習い。彼女の好きなところはそのまっすぐな心と芯の通った歌声です。個人的には彼女の参加しているTRPGコラボシリーズを見ていただきたい気持ちが強いです。(これとか)
2019年12月17日追記
昨日2019年12月31日をもってENTUMが解体、それに伴い皆守ひいろが活動終了することが発表されました。今正直死にそうですが彼女がよく言っていた頑張らないで頑張ろうを胸に頑張っていきたいと思います。
www.youtube.com
・渋谷(しぶや)ハル
Upd8参加の個人勢で世界最強のコンビニ店員。世界最強を銘打っているだけあってその磨かれたFPSの腕前は一級品、配信時間も長く、V内外問わず広いコラボ相手が特徴的です。そして渋ハルといえばなんといってもこれ、PUBG最協決定戦(動画は第二回)というVtuberの大会を主催しております。これはマジで凄いし最高なので推しが出てる人も出てない人も見てもらいたいです。ゲーム以外にも癖のある歌とか土食べたりしてるのもぜひ見てもろて。
・MonsterZ MATE(もんすたーずめいと)
Upd8参加の音楽ユニットで、吸血鬼のコーサカと狼男のアンジョーの人外二人組です。彼らのいいところはズバリいい意味でアホ(誉め言葉だしなんならコーサカはかなり頭いい)なところ。漫才したりエロゲの話したりわさびシュークリーム食べて吐いたりエロゲの話したり、VtuberっぽさよりYouTuberっぽい動画が多いです。そんなアホアホしい2人ですが歌となれば別、バチバチにカッコいい曲とMVに圧倒されます。JOYSOUNDだとカラオケ配信もされてるのでぜひぜひです。MZMはいいぞ。
・あっくん大魔王
個人勢の魔王様。昔から色んな新しいことに挑戦したり自分でいろいろ作ったりとクリエイター気質の強いお方です。ことあるごとに悩んだり、誰よりも素直だったり、DT王に輝いてしまったりと他Vtuberの誰よりも人間らしいおちゃめな魔王様です。彼はいろいろあって行われないでいたVtuberのコラボの先駆者のひとりです。彼と彼女が居なかったらもしかしたら今のV界隈は無かったかもしれないです。彼らの話については…まぁ今話すような中身でもありませんね、酒でも入れてしたい昔話です。
・現(うつつ)よみ
個人勢の幽霊系新人Vtuber。彼女の荒っぽく雑な声と性格が好きです。歌もFPSの腕前も好きです。ちょっとクソデカ感情の波があるのでこの辺にさせてください。
・竹花(たけはな)ノート
個人勢のイラストレーターさんです。職業柄、結構な数の他Vtuberの生みの親だったりするのでよくノートママと呼ばれています。おそるべくはその集中力でDBDで世界ランク1位になったことがあるとかいうヤバイ人です。あと3D化のクラウドファンディングで100万円のバーチャル授乳コースが開始直後売れるとかいう伝説を残した人でもあります。歌とか普段の雑談もかわいらしい声でずっと聞いてられるのでぜひ。いやぁにしてもすごいですよね、『彼』。
・薬袋(みない)カルテ
正直入れるべきかめちゃめちゃ悩んでたんですが今でも推しマーク付けてるくらいには好きなので入れさせてもらいました。個人勢のVtuberで動画中心に活動をしてました。過去形なのは現在活動を停止し、薬袋カルテとしてではなくクリエイターとしての彼女自身(〼医)として再スタートの準備中だからです。そろそろ1年になりますがぼくはいつまでも待ち続けます。
おわりに
ざっくりとではありますがぼくのVtuber愛とVtuberについての知識はある程度伝わりましたでしょうか?Vtuberはまだまだ黎明期を抜けた程度の新しいコンテンツです。もちろんこういったコンテンツが苦手、新しい概念として受け入れられない、そういった方々が多いのも理解できますしある程度は共感できます。でもまずは、一歩踏み出して見てみてほしいです。もしおススメとか聞かれたら上記以外でもある程度は答えられますのでお気軽に聞いてみてください。
…ん?これ自己紹介がてらの内容じゃなかったっけ?なんか壮大なこと言ってない???
……まぁいっか、こんな感じでだらだら真面目にを目指して適当に綴っていきますので今後もよろしくお願いします。次回更新は12月1日、未来大アドベントカレンダー用の記事を書く予定です。←書きました